ゴルフは各ホールの最初の1打はティグラウンドから行います。
ティグラウンドには設計者の巧みに考えられた意図や罠が潜んでいるんです。
同伴者全員がOB出したり、池に入れてしまったり、、、。それって偶然じゃないことが多いんですよね。
ティショットが成功すれば気分も違います!
今回は大叩きをしないためにもティグラウンドに潜む罠についてお話ししたいと思います。
ティショットが苦手だと思う人はこの記事に目を通してみてください。
この記事をみた後にラウンドしてみるといろいろ気づかなかったコースに潜む罠が見えてくるかもしれません。
さてティグラウンドに潜む罠は大きく4つです。
もくじ
・ティの向き
・打ち下ろし、打ち上げ
・ティグラウンドの傾斜
・ティの高さ
・ボールの置く場所とその目線
ティの向き
コースによっては日によってティマークの位置が変わります。
みなさんはボールをおいてそこから狙う向きを決める時何を基準にしていますか?多くのアベレージゴルファーはティーマークを基準にすることが多いんです。ティーの向きはフェアウェイに真っ直ぐ向いているわけではありません。ホールによっては右のOBに向いている時、左の池方向に向いている時。それはさまざまです。ティマークのむきに惑わされず一歩下がって必ず狙いたい方向を見定めてスタンスとるようにしましょう。
打ち上げ、打ち下ろし
打ち上げの時、打ち下ろしの時、ダフったり、トップしたり大きく球を曲げる時って多くないですか?
それってスタンスやアライメントの仕方が間違っているんです。
やってはいけないこと、それは、打ち上げの時は目線を上に、打ち下ろしの時には目線を下にむけることです。
目線と肩のラインは密接に関係してきます。
打ち上げの時にさらに上を見上げてしまうとスイングの軌道がアッパースイングになりやすくなりヘッドがボールに届かずトップしたり、ちょろったり、ダフったりしてしまいます。
打ち下ろしの時も同じです。
傾斜がある時ほど目線を平行に保ってください。
極端な打ち下ろしの時は景色に見える樹や鉄塔、ある時は雲に目線を合わせたり。
打ち上げの時は目線と同じ高さの傾斜に目線を合わせる。
もっと極端なことを言うと打ち上げはライナーを打つつもりで、打ち下ろしは高い球を売っていくつもりでショットしましょう。
練習しなくてもこれができれば大きなミスを軽減できることでしょう。
ティグラウンドの傾斜
ティグラウンドは、平に見えることが多いですが平じゃないんですよね。
スイング中に詰まったり、バランス崩したりってよくありませんか?
じつは微妙に傾斜していたり、一部凹んでいたり盛り上がっていたりします。
できるだけ平なところ、そして自然にスタンスが取れるところを探しましょう。
ティの高さ
練習場だと自動の所でも、固定式のところでもいつも同じ高さにボールが置けると思います。しかしラウンドでは毎ホール自分でティーを立てなくてはなりません。ティショットを成功させるためにはティーの高さを一定にすることが成功の鍵です。
オススメはティの高さを固定できるようなティを使ったり、セットしたら必ずヘッドをおいてヘッドから見えるボールの高さを基準にしてみたり、自分なりに再現性の高くなるティのセッティングをするようにしてください。
ボールの置く場所とその目線
これを理解できればPAR3ではグリーンを、PAR4ではフェアウェイを捉えやすくなるかも。それはティグラウンドのボールの置く位置です。
なんとなく前に打った人と同じ場所で打っているという人には必見です。
右側にいきたくない時は右側にボールを置いて右側の景色を殺しましょう。逆に、左側に行きたくない時は左側にボールを。
これが基本です。ティグラウンドはクロスしてねらっていくと広くコースを使うことができます。
あとはその基本を元に自分の持ち球(ドロー・フェード)を計算してティショットをしてください。試してみるといい結果が出ると思いますよ!
でも大事なのはスタンスが取りやすいことを一番優先してください。右を殺したいから右にボールをセットしたけど地面がボコボコで立ちづらかったら意味がありません!あくまでスタンスのしやすさが優先です。
まとめ
ティグラウンドは唯一自分の意思でボールの位置も高さも決定できます。
だからこそ自分に有利なロケーション、打ちやすい場所でスタンスをとってショットしていきましょう。アベレージゴルファーにとってティグラウンドの成功率はスコアに直結しますからね。ゴルフは頭を使えば練習量が少なくてもスコアアップに繋がります。