カート回し一つでスロープレイ!?スロープレイにならないカートの回し方と便利な使い方を紹介

近年ゴルフ人口の増加に伴いスロープレイが問題になりつつあります。そんな中でも意識一つで改善できるのがカートの使い方です。そもそもゴルフカートはプレイをスムーズに進行させるための手段です。最近ではそのカートの回し方一つでスロープレイを引き起こしているようなシーンを散見します。原因はさまざまですが今回はその中でもカートの回し方一つでスロープレイが改善でき同伴者にもストレスを与えないそんなテクニックをお伝えします。

※スロープレイとはプレイ時間が長くコースや後ろの組などに迷惑をかけてしまうプレイスタイルのこと。
※スロープレイの原因は「ルーティンの長さ」、「全ての行動が遅い」、「カート回しが下手」の場合が多い。
※スロープレイな人はエチケットができていないとみなされ同伴者から嫌われます。

もくじ

・カートの種類

・.カートの機能

・スロープレイにならないカートの回し方

カートの種類

カートには主に3つの種類があります。
自動式カート:発信と停止ボタンまたはリモコンでコントロールしてカート道に沿って走るカート
自走式カート:ハンドルとアクセルを操作しながら自分で運転するカート。カート道のみ走行可能な場合とフェアウェイにも乗り入れOKなどあります。
す。
自走式カート
手引きカート:キャディバッグを1つ詰めるタイプで自分で押したり引っ張りしながら使用するカートです。よく名門コースで見かけます

カートの機能

カートはキャディバッグを運び役目とプレイヤーの進行をスムーズにしてスロープレイを防止してくれるためのものです。そんなカートの便利な機能を紹介していきます。便利な機能を使って進行に余裕を持つことはもちろん同伴者から好かれるように上手にカートを使っていきましょう。

(1)キャディバッグとカートの荷物置き
ほとんどのカートにはキャディバッグの他に手荷物が置けるようなネットやジュースを置く場所があります。手荷物は適当においていいわけではありません!ゴルフ初心者などによくみられますがネットや荷物置き場は自分のキャディバッグの位置に合わせて置くようにしましょう。(一番右側にキャディバッグが置いてあれば一番右のネットを使いましょう。)
自分の荷物はキャディバッグはもちろんカートのネットを上手く使っていきましょう。そこをはみ出すような大荷物は持ち込まないこと。どうしても持ち込まなくてはならない場合はキャディバッグも上手く使って収納しましょう。
・カートの荷物置き:ラウンドでよく使うもの(カートバッグ、ティ、ボール数個、手袋の替え、スマホ、ドリンク、等)
・キャディバッグ:使用頻度が少ないもの(レインウエア、ウインドブレーカー、ドリンク、等)

(2)GPSナビ&タブレット
最近主流になりつつありますがGPSナビやタブレットが装備されているカートがあります。コースレイアウトや残りの距離、グリーンのピン位置、前の組みのカートの位置など確認できます。
距離やグリーンの傾斜がわかるだけでも判断する時間が減りう進行を早めていくことができます。
自分が距離を把握するだけでなく、カートから離れている人がいれば距離を伝えてあげたりみんなが進行を早くできるように協力し合いましょう。
またスコア入力もできたりコンペではプロさながらリアルタイムでみんなのスコアを見ながらゲームを進行できたりかなり盛り上がりますよね!

(3)無線&連絡
トラブルや怪我があった場合にマスター室に連絡を取る手段です。無線機がついているカートもあればタブレットで電話のようにアクセスする場合もあります。余程のことがない限り使用することはありませんがこんな時はマスター室に伝えるようにしてください。
・プレイができないような怪我をした
・カートが壊れた
・道具を忘れた
・動物や蛇など危険なものを見かけた
・前組の進行の遅れ
など
その他自分の組みでなくとも前後でトラブルが起きそうな時はマスター室に連絡するようにしましょう。

スロープレイにならないカートの回し方

さて今日の本題です。
カートは主に同伴者と共有するものです。
同伴者にも気遣いながらスロープレイにならないようなカートの回し方が重要です。

(1)一番後ろでプレイしている同伴者を追い越さない。
気をつけて欲しいことが一番後ろでプレイしている同伴者をカートで追い越さないことです。今はGPSなどで前のカートとの距離を基準にプレイをしている人も多いです。目に見える場所ならまだしもドッグレッグなどでブラインドが続くようなコースでは打ち込まれたりする可能性が増えるので特に気をつけたいところです。
余談ですがプレイヤーも自分が打ち終わったらわざわざカートに戻るのではなく斜め前にカートに戻ったり、カートに乗らず前に歩くようにしましょう。少しでもカートを前へ前へ進めるように意識してください。とにかくカートは速やかに移動しましょう。

(2)わざわざカートにもどらない
どんな距離でも全員カートに乗って移動しているパーティをよく見かけます。それはスロープレイにつがながります。ショットごとにカートに戻るのではなく、自分が打ったら前に歩き、次の打つ人の打つ場所でカートを待つ。カートが少しでも前に進むことを考えましょう。高齢者で歩くのが困難な方がいる、健常者ではない。そんな方以外は前へ前へと積極的に歩くようにしましょう!

※やってはいけないこと
カートに他3人が乗って一人のショットを見守り、ショットを終えたらカートまで戻ってくる。さらにその人は拍車をかけて自分のクラブをしまったり、洗ったり、、、絶対にしないでください。まずはカートに乗る、次に止まった時点でクラブを片付けましょう。たったそんなことでスロープレイが改善できます。自分勝手な行動や周りに配慮しない行動がスロープレイを生み出しています。その分同伴者が焦ってプレイしているかもしれません。同伴者ならまだしもその後ろに続いている何組ものゴルファーが迷惑を被っているんです。思い当たる方は気をつけましょう!

まとめ

カートの回し方一つで余裕を持ったラウンドが可能になります。
スロープレイになればなるほど急かされたような気分になりリズムもおかしくなってしまうもの。(大概のスロープレイヤーは自分達が遅いことすら気づいていない。)
ティショットを全員が打つ→クラブをしまわずそのままカートに乗る、もしくはセカンド地点まですぐ歩く。カートを一番手前の人のセカンド地点まで進めたらドライバーをしまい、自分のセカンド地点の距離を中心に適したクラブを3本程度持って次に打つ人の邪魔にならないように自分の場所まで歩く。
カートは前へ前へ移動する。自分のクラブをしまう行動で同伴者の行動を止めないようにしましょう。
カートの使い方を意識するだけでも進行に余裕ができ、心にも余裕が生まれます。ストレスなくスロープレイにもならずみんなが楽しくゲームできるようになるはず!

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