今回は記憶の話をしたいと思います。
最近、プロや上級者、シングル(3下)の方と練習やラウンドすることが増えたことで、上手なゴルファーの共通点を見つけました。それは「記憶力」です。なぜ記憶とスコアが関係するのか?実際に体験したことや上級者の共通点からスコアメイクに繋がるヒントを見つけていきたいと思います。
上級者の記憶の凄さとは
・ラウンド直後に自分のショットや番手各ホールの風まであらゆることを記憶している
・全員のナイスショットやミスショット、トラブル系をほぼ記憶しているいる
・ミスした原因(ライや風、その時の状況)をよく記憶している
・一度回ったコース
信じられないかもしれませんがこんなにも記憶しているんです。
やはり上級者の記憶はすごい。
記憶することはとても大事するように
ゴルフの上達は、その人の考え方と「記憶」にあります。
目の前の一打についてよく考えたり、自分のゴルフに集中することが結果的にラウンド中の「成功」や「失敗」となり記憶として残っていきます。
アマチュアにはそんなこと必要ないと思わず自分の上達のために一つでも記憶することを意識してください。
また技術的なことだけでなく、色々なシーンを記憶しておくだけで、ラウンド後の同伴者とのコミュニケーションもうまくいくはずです。同伴者が自分のショットを覚えていてくれた時は嬉しいものです。
記憶しない人は上達しない。
考えてみればわかることですが、ラウンドでミスしたことを忘れてしまったら練習の課題が見つかりません。ゴルフで上達するためには「ラウンドでの失敗を練習の課題」にしてその精度を上げていくことが必要なんです。
例)ショットが失敗した時
・アゲンストで7番アイアンで強振したから左にフックしてバンカーへ
→練習では6番アイアンで低く打ってみよう
・打ち下ろしのティショットでスライスしてOB
→練習場では2、3階からティショットの練習をしてみよう
・失敗したホール
→苦手なホールを記憶していくことで特徴が見えてくる
ミスだけでなくナイスショット(ナイスボール、グッドショット)の時も記憶が必要。それが自信ににつながる。
例)ショットが上手くいった時
・こうやって打ったら上手くいった
・こう考えてみたら上手くいった
・この人とラウンドしているとスコアがいい
・このホール(コース)は気持ちがいい(心地いい)
・バーディとったホール
まとめ
技術的なことは練習が必要ですが頭を使ってゴルフをすることに練習や鍛錬は必要ありません。
ラウンド数や練習量はそこそこなのにいつまで経っても上達しない人は一度自分の記憶力を測ってみましょう。
□18ホールどんな形状で大体の距離を覚えてますか?
□ミスショットを覚えていますか?
□全ショットの番手を覚えてますか?
□またそのときどんな意識で打ったか覚えてますか?
□またそのライや風などの状況を覚えていますか?
□同伴者のことどこまで覚えていますか?(スコア、いいスコア出回ったホール、ミスしたシーン)
この全てができるようになることは難しいですがぜひ意識してみてください。
ゴルフに前向きに一つ一つのショットの状況を考えたり集中してラウンドすればラウンド後に今までとは違う相当な記憶が残っているはずです。それが次のあなた練習の課題となるのです。
また前回失敗したことがラウンドで成功した時の喜びはひとしおです!