ゴルフ初心者必見!コンペのマナーと絶対にやってはいけないこと
ゴルフコンペは主に仕事関係(社内、取引先)や知り合い、何かしらのコミュニティからの招待されたのだと思います。中には数合わせで無理矢理という方もいると思います。 コンペは初心者のあなたが参加するのが初めてだったとしても伝統があったり歴史があったりするコンペが多々あります。つまり初めての参加者を観察しているベテランさんも沢山います。。。 今回は初めてのコンペでも恥をかかない、コンペが苦手、あまり理解していない、そんな方でも、スマートに1日を過ごし成功するための方法をお伝えします。 コンペはゴルフマナーさえ理解しておけば難しく考えることもハードルが高いと感じる必要はありません。要点を抑えて参加すれば仕事関係でもプライペートでもいい関係が築けることでしょう。 次の内容に沿ってお話ししていきます。
もくじ
・参加する時に準備しておくこと
・ラブのチェックインのしかた(コンペ編)
・スタート時間までの過ごし方
・これで差がつくスタート前最終チェック
・コンペや大会ルールの確認
・ついにラウンドスタート!
・コンペを成功させるためにラウンド中に気をつけること
・ハーフラウンド終了後一息つけるお昼の時間
・ラウンド終了!スコア提出まで
・パーティ&結果発表
・コンペで絶対にやってはいけないこと!
参加する時に準備しておくこと
(1)招待状が届いたらまずやること まずは主催者から郵便または電話やメールなどで招待状が届きます。 内容は主に以下の内容です。 ・日時 ・場所 ・参加費 ・コンペの詳細 ・参加の意思確認 ・期日 主催者側はとても労力を使いますので円滑に運営できるように案内を受け取ったらすぐに参加の意思を返事してください。ゴルフコンペに限らず何かの催しをしたことがある方でしたらその意味はわかっていただけると思います。 ちなみに主催者がやっていることは以下になります。 ・日時の決定 ・ゴルフ場の選定 ・参加者への案内 ・参加者の集計 ・組み合わせ ・当日の大会運営(受付→参加費回収→大会趣旨→集計→結果発表→賞品)等 (2)コンペで必要な持ち物 コンペで必要な持ち物は ・通常のラウンドに必要なもの (クラブ、ボール、ティ、シューズ、キャップ、着替え、飲み物、タオル) ・参加費※おつりの無いように ・協賛品※協賛を依頼されている場合 コンペにおいては普段のラウンドと違うのがゴルフ場でのチェックイン後に事前にお知らせいただいた参加費などを主催者側に支払うことです。できる限りお釣りの無いようスムーズに主催者側にお渡しください。 ほとんどのコンペは受付のテーブルが入り口近くに用意されていると思います。 point!頭のいいゴルファー 参加慣れしている人や一度でも主催したことがある人などは主催者側がお釣りに困らないよう細かいお金を多めに用意してあげてる方もいます。主催者からしてみると嬉しい気遣いですよね。
クラブのチェックインのしかた(コンペ編)
(1)クラブのチェックイン 当日はみんなが一斉に受付やチェックインに集まってしまうことが多いです。(相乗りやバスなどで参加する人が多いため)普段よりも速やかにチェックインを済ませましょう。 クラブでのチェックインの際は受付表に紹介者またはコンペ名という蘭があります。そこには必ずコンペ名や紹介者名を書くように。チェックインの時にフロントスタッフへ○○○コンペの参加者の□□□と名乗ってから受付するとスムーズです。 またゴルフ場によってはスマートチェックイン(アプリやTカード)もあるので行ったことのあるゴルフ場などは通常の受付表の記載をパスできる場合があります。 (2)コンペの受付 クラブへのチェックインが済んだら次はコンペの受付です。 コンペの受付には参加費を渡し、当日の組み合わせやルールなどを確認しましょう。 またその時に馬や(誰が優勝または2位になるかを当てる)自薦(自分が何位になるかを当てる)といったゲームも同時開催している場合があるので興味のある人は参加してみましょう。コンペによって異なるので主催者に事前に確認しておくといいですね。 ※参加費を払うまでは財布をセキュリティボックスにしまわないように。
スタート時間までの過ごし方
(1)着替える チェックインとコンペの受付が済んだら通常通りロッカールームで着替えます。特にお伝えしたいのがゴルフ場は社交の場ですから知らない人でもすれ違ったり、目があった場合は挨拶するようにしましょう。みんなが気持ち良く回れますからね。 (2)ウォームアップ(準備運動→パッティング→練習) コンペだと参加者が多く普段より興奮したり良いところ見せようと張り切りすぎて怪我をするなどよくあります。普段よりも入念に準備体運動をしてください。 また、通常のラウンドでもそうですが準備運動もせず、われ先にとコインを買って練習場にいく人もいますがラウンド前のおすすめの優先順位は以下おすすめです 1番_準備運動 2番_パッティング 3番_アプローチ※できる場所があるなら 4番_それでも時間が余ったらコイン持って練習場 コンペの時は特に練習場が混み合います。準備運動もままならないまま急いで打っても良い結果は出ないと思います。そんなことよりもゆっくり体をほぐしてパッティングの練習に力を入れた方が良い結果につながると思います。
これで差がつくスタート前最終チェック
コンペの場合、主催者から事前にコンペや大会ルールの説明があったりするので指定されている時間よりも早く集まる(集合場所またはカート)ようにしてください。 ※コースによりますが通常のラウンドでも15分前にはカートまたはスタートホールに向かってください。 またこの時に「ティー」「ボール」「マーカー」「グリーンフォーク」をポケットに入れるなど準備しましょう。 またスコアカードを用意して同伴者の名前を書き込むなどしておきましょう。 ※ここで小ホールのハンデを確認しておくと良いです。ハンデが低いものほど要注意のホールとなります。 スタートの時にバタバタしているとカッコ悪いですのでスマートにスタートしていきましょう。 ・指定された時間より早く向かう ・必要な道具を準備しておく ・スコアカードに名前を書き込みましょう。(コンペによっては生年月日も記入すること)
コンペや大会ルールの確認
ローカルルール コンペを円滑に回すためにローカルルールを設けたり、独自のルールを設ける場合があります。そこはしっかりと確認しましょう。 例)OBの場合・・・OBラインを横切ったところまたはドロップエリアからなど 池に入った場合、6インチ、1グリップOK ※JGAに乗っ取ったルールを理解していれば簡単になることが多いです。 コンペのルール ペリア 新ペリア ハンデ
ついにラウンドスタート!
さてスタート時間になりました。 まずは通常のラウンドと同じようにマナーを守ってラウンドしましょう。 ①打つ人の順番を決める ②全員のボールの確認 ③よろしくお願いしますの挨拶 ④人が打つ時は静かに、後ろに立たない、ティーイングエリアに入らない ⑤クラブを準備しておき、自分の番になったら素振りは2回まで、モジモジせずすぐに打つ。
コンペを成功させるためにラウンド中に気をつけること
コンペを競技として楽しむ人、コンペをイベントとして参加自体を楽しむ人、景品を楽しみにしてコンペに参加している人、仲間と会うことを目的に参加している人、参加するみんなは色々な目的で参加します。だからこそコンペはみんなが楽しめなくては意味がありません。 楽しむためには ・自分本位のプレイをしないこと。 ・常にみんなに気を配ること。 ・スロープレーにならないこと。 ・スコアの数え間違いをしないこと。 ・ルールがわからなければ自分の組のエチケットリーダーに確認すること。 当たり前のことですがこれだけ知っておきましょう。 最近のゴルフはこれすらできない人が多いです。
ハーフラウンド終了後一息つけるお昼の時間
お昼の間はコンペの場合は特に別の組の方も含めいろいろな話が飛び交います。 馬などのゲームもありみんながみんなのスコアを気にしています。自分が調子良くても気にせず「同伴者のおかげで今日は上手くいっています」と適当に返しておきましょう。また調子が悪くてもコンペを楽しんでいるという演出をしましょう。
ラウンド終了!スコア提出まで
スコア提出 ラウンド終了後、多くの場合は同伴者の中から代表者がスコアをコンペ運営者に提出します。提出前には同伴者で必ずスコアのチェックをするようにしましょう。提出前であれば間違いに気づいても訂正可能です。 スコア提出をしたら今度はパーティがあったりそのまま結果発表となります。
パーティ&結果発表
(1)パーティ 今日1日ラウンドしていて一番時間を過ごしているのは同伴者の方々です。 ラウンドを振り返り色々なシーンを回想しながら共に称え合いましょう。ここで同伴者の良いシーンを思い出せない人はまだラウンドに余裕がないのかもしれません。コンペに限らずラウンドする時はその日の良いシーンを思い出せるように同伴者のプレーも見れるようになりましょう。 (2)結果発表とコンペでよくある賞について コンペによってさまざまですが色々な賞があります。 代表的なものをあげていきたいと思います。 ・優勝 ・ブービー賞 最下位から2番目の人。(最下位はブービーメーカーと言われます) ニアピン賞_Par3(パースリー)のショートホールに設けられており1打目がピンに一番近い人が権利を持っています。一般的には名前を書いた旗をボールのあった場所に差し色々な組みがそのマークを目指してニアピンを競います。 ・ドラコン賞_ドライバーの飛距離と方向性を目指すコンテストです。 ・ベスグロ賞_ハンデキャップなど関係ないそのままのスコア(グロス)でナンバー1の人がベスグロ賞です ・飛び賞 もし自分が優勝したり良い結果が出てコメントが求められることがあれば ・主催者への感謝 ・同伴者への感謝 ・次回も参加したいという気持ち を伝えるようにしてください。
コンペで絶対にやってはいけないこと!
当日夜でも良いですし、翌日朝一でも良いですし、必ず主催者や同伴者へはお礼の連絡をするようにしましょう。それは電話でもメールでもLINEでも相手に合わせれば良いと思います。 ここまでできればあなたも恥を描かないスマートなゴルファーだと言えます。 次回も必ず誘ってもらえるでしょう。 次回も誘われたら今回のコンペも成功です。 今回はコンペではこうした方が良いという情報をお伝えしてきましたが最後に絶対にコンペで絶対にやってはいけないことをお伝えしておきます。 ・道具を忘れる ・時間に遅れる(チェックイン、スタート時間) ・スロープレー(下手でも良い、スロープレーだけは絶対ダメ) ※スロープレーとはハーフ1時間50分以上または前の組と間が空いてしまうこと。 ・みんな楽しくなさそう。(下手でも前向きに、スピーディに、周りが元気なくても盛り上げていく)
まとめ
これからゴルフを始める方、はじめてのゴルフコンペの方、最悪でもやってはいけないことだけ守っていればなんとかなるはずです。ゴルフコンペは楽しいものです。コンペは何度も何度も開催されるものです。色々な物語も生まれてきます。その時だけのスコアやプレイだけでなく参加するごとに楽しみ方が変わってきます。せっかく自分と参加さや全員の時間を共有しているのですから楽しんでください!