ゴルフのコンペシーズン到来!これだけは知っておきたいマナーのまとめ

この記事は「初めてのコンペ」、「まだコンペに不慣れ」といったゴルファーにこれだけ守っておけば大丈夫、という内容をまとめました。今回紹介するのは最低限のマナーだと思ってください。でもこのマナーさえできていれば大丈夫です。これだけは覚えておきましょう!

もくじ

・時間厳守
・忘れ物をしない
・ボールにマークする
・打つ人の邪魔をしない(人が打つ時は静かに。影で邪魔しない、後ろに立たない)
・テキパキと行動する(特にルーティンは短く)
・同伴者をリスペクトする
・おまけ

マナー1_時間厳守

クラブハウスには1時間前には来場しましょう。
初心者や不慣れなゴルファーほど早めに様々な準備に時間がかかります。
チェックインしてからは、ロッカーで着替え→参加者との会話→トイレ→準備運動→練習→ラウンドの準備などがあります。1時間でも割とカツカツなスケジュールになるはずです。少しぐらい時間が余って色々な方とコミニケーション取るぐらいの余裕がある人の方が本当のコンペに参加した意義があるのではないでしょうか?

スタート10分前にはティグラウンド周辺へ
進行にもよりますが遅くてもスタート時間10分前にはティグラウンド周辺にいましょう。
進行が早ければ早いスタート時間になる場合もあります。コンペの慣例にもよると思うのですがよっぽど組数が多くないかぎりはスタート組のティショットを見守るのもコンペの雰囲気が楽しめて面白いはず。
※ラウンド前の練習や準備運動の時も前の組の方と一緒に行動するぐらいスタート時間を意識しましょう。自分がスタート組の場合は最低でも10分前にはティグラウンドへ。

1組あたり7〜10分間隔です
ゴルフは1組4名で回るものです。その4名の持ち時間が7〜10分なんです。
4名全員がティーショットを打ってからアプローチをしてグリーンに乗せてパターでカップインする。うまくいくことだけでなくトラブルもつきものです。そういったことも考慮しながら1ホールあたりこ7〜10分以内にホールアウトしなくてはなりません。その意識を持って行動してください。※マナー5_テキパキと行動するにまとめておきます。

マナー2_忘れ物をしない

消耗品のチェック
ボール、ティ(ロングとショート)、グローブなどの無くしてしまいがちな消耗品は前日までに必ずチェックしておきましょう。特に初心者ゴルファーはこういった消耗品を無くしがちです。あまり嵩張るものではないのでキャディバッグの中に余裕を持って入れておきましょう。
ボール3つ、ロングティ×2、ショートティ×2、マーカー、フォークは常にその日に使う用として個別にしておき、その他は予備としてごっそりキャディバッグに入れておきます。またボールは最低でも1ダース。よくなくす人は2ダースほど用意しておいてください。自分が忘れたからといって人からもらうなんてことはやめましょう!もしかしたら何気なくもらったティやボールが初心者では想定できないような高価なものの場合だってあるのです。

シューズ、ウエア、雨対策
シューズはよく忘れてしまうアイテムの一つです。またウエアなども忘れてしまうことがあるので忘れてしまった場合はゴルフ場に併設されているショップで購入するようにしましょう。また雨対策もとても大事です。雨が降りそうだと思ったらレインウエアや予備の靴下、下着、シャツなども用意しておくと良いでしょう。これも忘れた場合はゴルフ場のショップで購入できることがほとんどです。私たちは簡易的なレインウエアの上着と雨用のキャップだけは常にキャディバッグに入れておいてます。

パター
前日、パターの練習をしたために忘れてきてしまう。
とても多いんです!
パターはスコアを作る上でとても大事なものなので忘れないようにしましょう。出発前に本数を数えておくと良いですね。
もし忘れてしまった場合はコースによってはレンタルもあるので相談してみましょう。

マナー3_ボールにマークする

スタート前にはみんなでボールの確認を行います。
みんながたまたま違うメーカーのボールを使用していれば誤球(自分のボールではない球を打ってしまうこと)はそうそうおきませんが同じメーカー同じ数字なんてことは良くあることです。自分だけのマークを書いておくこともマナーの一つです。同伴屋に書かせるというよりは自分があらかじめ書いておきましょう。自分自身もそうですが同伴者も誤球の可能性が減りますから。

マナー4_打つ人の邪魔をしない

とにかく書とする人の邪魔することはやめましょう。
誰もがショットの時は集中しています。笑い声や喋る声はゴルフ場では際立ちます。グローブのマジックを外す音すら気になる人は気になります。
なので以下の点を注意するようにしましょう。少し考えればわかることばかりです。
・ティグラウンドは打つ人以外入らない。
・人がショットする時に静かにする。ショット(パッティングも)する人の前に立たない。
・ショット(パッティングも)する人の後ろに立たない。
・グリーン上ではラインを踏まない。同伴者のマークの位置をちゃんとチェックして
・ショットする人やラインを読んでいる人の前を横切らない。
・影で邪魔しない(夕方注意)

マナー5_テキパキと行動する

スロープレイって聞いたことがあるでしょうか?
別の言い方をするとルーティーンが長い人です。
スロープレイは一番嫌われるゴルファーなので一番気をつけなくてはならないことです。
なぜ嫌われるかと言うと、ルーティンの長い人がいるとその他の同伴者のショットにかけられる時間が減るからです。先ほども話しましたが1組あたりの持ち時間は7〜10分程度です。その時間をスロープレイヤーがいるとその分みんなが時間を削らなくてはならなくなるからです。

・前の人が打って、自分の番に来てもすぐに打たない人
 →前の人が書としている間に手にはグローブ、ボール、ティーは準備しておきなさい

・素振りが長い
 →もう2回なら2回でそれ以上はやめてください。

・ボールを見送るのが長い
 →ある程度ボールを見送ったらティをとったり

・打ったらクラブをしまわずすぐにカートに乗り込むか前へ前へ歩いていてください。
 →いちいちカートに戻る必要ってありますか?次打つ人の地点まで歩いて行ってもいいし、どこにいったらスムーズにカートが回るか判断できるようになりましょう

・ホールアウトする時もまずはカートに乗り込みましょう
 →クラブをしまうのは次のホールのティグラウンド付近です。そこでクラブをしまって次に使うクラブをとればいいだけなんですから。

・打てる準備のできた人から打つ
→基本的には遠くの人から打ってきますが、進行上遠くの人がトラブっていたりですぐに打てない場合は安全が確保でき自分が先に打てるのであればさ「お先に打ちます」と声を出しショットするようにしてください。
グリーン上でも同じです。グリーンのアプローチで手こずっている人がいれば「お先に打ちます。」と声をかけてパッとしてください。それがファストプレーです!

・クラブを選ぶ時間
→クラブを選ぶのにどれだけ時間かかっているの?人よく見かけます。迷っているなら数本持っていってください。

・スロープレイをする人は治りません
→経験上スロープレイヤーになると治りません。この病に罹らないようにしなくてはなりません。気がつけば誰からも声をかけてもらえなくなったり、影であの人とは廻りたくないと言われるようになってしまいます。

マナー5_同伴者をリスペクトする

みんなが最後まで気持ちよく回れるようにしていきましょう。
そのためには
・人のショットを見届ける
 ボールの行方を声に出していってあげる(例)カート道右側のフェアウェイでーす。(例2)右の一本松の方向です。

・褒め合うこと
 ナイスショット!(ナイスボール、グッショット)、今のいい球でしたね!、いい音してましたね!スイングが綺麗ですね!など

・ボールを一緒に探してあげる(ただし自分が初心者の場合は自分のボールを確認してから人のボールを探すように。)

・自分がうまくいかなくてもイライラしない。ネガティブな言葉を発しない。

おまけ_同伴者が調子悪い時にどう声をかけたらいい?

コンペに限らずゴルフにはつきものなのですが、、、
一番困るのが人がミスショットして調子が悪そうな時って困りますよね。
一番いい対策は無視して自分の世界へ入っていってもらうことです。調子の悪い人は自分に対してイライラしていることが多くそういった場合はドンマイとか声をかけると火に油を注いでいるようなものです。もしミスショットをしているのをみた場合は1番いいのは何も声をかけずボールのゆくえを伝えるのみ。どうしても声をかけたい場合は○○さんがミスショットなんて珍しい。セカンドでミスしたとしても3打目勝負でいきましょうとか、後半勝負で行きましょう!とかぼそっという程度にして絶対に慰めるようなことを言うのはやめておきましょう。

まとめ

コンペのマナーについて話しましたがこれらは一度頭に入れて仕舞えばそうそう忘れることではないはずです。他にももっと伝えたいことがるのですがこれだけ覚えておけば基本的に相手を不愉快にさせることは少ないと思います。またコンペの目的は殆どが参加者同士の親交を深めるものだと思います。
・人をリスペクトする
・人を不愉快にしない
・テキパキと行動する
必要以上にヨイショする必要はありませんが、これさえできれば同伴者は気持ちよくなってくれてゴルフの誘いやゴルフ以外でも関係が良くなるはずです。
自分の組から、入賞者やベストスコアを出した、なんて人が現れたら、相手はきっと同伴者である自分のことをよく思ってくれているはずです。これでコンペも成功ですね!
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