ゴルフというスポーツは自分自身で好きなものや合っている道具を揃えたり、自分のペースで練習して技を磨いたり、ルールも自分に委ねられているスポーツです。今日は誰もがラウンド中に使用するスコアカードについてお話ししていきたいと思います。メーカーズゴルフでは難しいことや面倒なことは言いたくないのでシンプルかつスコアメイクにつながるようなテクニックをここで披露したいと思います。
もくじ
- スコアカードの書きかた
- スコアカードの見かた
- +−表示?それともスコアを記入?
- グリーンの情報を書き込んでおこう
スコアカードの書き方
記入例を掲載しておきます。
日付やコンペの名前や生年月日を記載します。
スコアカードに記載する名前の順番ですがこちらは自分の名前を一番上に記載しましょう。
2番以降は一般的には「年配者から」をお勧めしています。
特に仕事関係だとそうですね。
プライベートであれば「予約のバッグの順番」「上手い人から」など自由に記載してください。
とは言ってもスコアがしっかり記載できていればルールはありませんので好きなように記載してください。
※ラウンド後必ず同伴者のみんなでスコアの確認をしてください。
そのことを通称「アテスト」と言います。
その時にこのスコアで間違いないことが確認できれば一番下のprayers signatureには自分のサイン、Attested signatureは同伴者からサインをいただくようにしてください。
ここまでできると
スコアカードの見方
スコアカードをよく見ると色々な情報が記載されています。初めてラウンドする時は目を通しておいて損はしません。
・便利な情報
(1)避難場所、避難小屋
悪天候になり落雷などに遭遇した場合に退避する場所がどのホールにあるか記載されています。
(2)トイレ
トイレの場所が記載されています。
(3)売店
売店や自動販売機の場所が記載されています。
・ラウンドするのに必要な情報
(1)ヤーデージ
ティごとに各ホールの距離が記載されています。
(2)ハンデキャップ
数字が少ないほどそのホールは難しく、数字が多いほどそのホールが簡単だということを示しています。
もちろんピンの位置によってその難易度は変わってきますがラウンドする前にハンデキャップが1-3に当てはまるようなホールは気を付けながらボギーやダボでもいいという気持ちでラウンドしましょう。
(3)ローカルルール
ゴルフ規則(R&AとUSGA管理)を基本としますが各コースや倶楽部によって定められたルールがあります。それが「ローカルルール」です。
例えばブッシュは池扱いになるとか、害獣が多いコースなどで害獣用のルールが存在したり、マンホールや人工物の多いコースでは専用のルールなど色々あります。それはプレイヤーの進行や安全を確保するためのルールとなります。
ルールは知っていれば知っているほど得をする事が多く、目を通しておけばスコアメイクにつながること間違いなしです。
スコアの記入。+ー、それとも数字を記入??
スコアの書き方一つでスコアメイクにつながるとメーカーズゴルフでは考えています。
メーカーズゴルフが推奨しているのは数字で記入するのではなくパープレイに対して+−で記入してく方法です。
パー4で
バーディの場合 -1
パーの場合 0
ボギーの場合 1
ダブルボギー 2
トリプルボギー 3
といった書き方です。
そうすることで自分がパーに対してどのように回れたかがすぐに把握できるからです。
初めて間もない初心者ゴルファーにとってはパー3だろうがパー5だろうがあまり意識は変わらないかもしれませんがゴルフはパーを基準にスコアを競うゲームですのでパープレイを意識するためにも+-表記をお勧めします。
ハーフ単位でスコアを数える時もとてもシンプルです。
自分のオーバー数に対して36を足せばいいだけですからね。
叩いたホールと得意なホールが可視化されやすくなるのでぜひトライしてみてください。
グリーンの情報を書き込んでおこう
これはよくご一緒させていただくシングルさんに教わったことです。
私もすぐに真似させていただきました.
それはスコアカードにグリーンの情報を書き込んでおくことです。
今ではカートのGPSやタブレットにグリーン情報が表示されるコースが増えましたが以前は各ホールのピン位置を記した紙がカートにあったと思います。
そのピン位置をスコアカードに書き込んでおきます。
どうしても上級者になるとコンペや複数名のラウンドの時にビギナーなどの不慣れなプレイヤーの面倒を見る機会が増えると思います。
そんな時にわざわざカートにもどりピン位置を確認する時間が取れないことを想定して手前から+10yd、右寄りとか情報を記載しておきます。
人に聞かれてもわざわざカートに戻る必要がなくすごい知恵だと思いメーカーズゴルフのスタッフにも共有させていただきました。これは是非お勧めです。記入例も掲載しておきますね。
まとめ
スコアカードはただスコアを記入するためだけものだけでなくラウンドに役立つ情報やコースの情報、スコアアップに繋がる情報が記載されています。
普段マジマジと見る事が少ないかもしれませんが是非今までのスコアカードを保管している人は手にとってみてみてください。
またこれからラウンドする人も意外なローカルルールやラウンドを快適にする情報があるかもしれません。
また上級者になればなるほど情報収集の仕方や情報の使い方が長けていると感じます。
やはりゴルフは頭なんだなーと痛感させられる事が多いです。
メーカーズゴルフでもこれから頭を使ってスコアメイクできる情報を配信していきます。