ゴルフ場の顔ってどこでしょう！それは「グリーン」と言えるかもしれません。
グリーンが綺麗だとそのコース管理はもちろん、そのコースをラウンドするプレイヤーの質の高さも感じることができます。
ボール跡が残っている。スパイクを引き擦った跡がある。芝が長い。芝が枯れている、そんな状況だと気分も萎えますよね。

グリーンが綺麗なコース＝利用しているゴルファーのエチケットやマナーが良い。整備が行き届いているコース。
グリーンが汚いコース＝利用しているゴルファーの質が悪い。整備が行き届いていないコース。

グリーンは芝がとても繊細です。
大切なパッティングをするエリアなのでグリーンに傷がつくとカップインに影響します。
グリーン管理はコースの問題だけでなく我々プレイヤーの責任でもあるのです。またグリーン上でマナーができている人は同伴者からも好印象になるはずです。
ここではグリーン上のマナーを理解して、みんな気持ちよく回れるためのヒントを紹介します。

もくじ

　グリーンでは走らない

　人のラインを踏まない

　打つ人の視界にはいるところにはいない

　ボールマークはなおす

　カップのふちや近くはふまない

　旗を抜くときは外へ

　グリーン上でのパター以外のクラブやセルフバッグは？

グリーンでは走らない

グリーン上は静かに歩きましょう。決して急いでいても走ってはいけません。スパイクマークは芝を傷つけてしまいます。走る他にも、シューズをひきづって歩いたり、飛び跳ねたりしてはグリーンが痛むのでダメですよ。
グリーンを歩く時はキビキビとしながらも歩く時はいつもより足を上げ、でも足跡が残らないような歩き方をしましょう。

ラインを踏まない

グリーンを歩くときは他の人のライン(ボールからカップまでの通るだろうと思われる道筋)を踏まないように気をつけましょう。ラインを踏んでしまうとスパイクの跡がつきボールの軌道が変わってしまうことがあります。
万が一踏んでしまった時は、同伴者に対して丁寧に謝るようにし、つぎ踏まないように気をつけましょう。人によってはトラブルになる可能性があります。

打つ人の視界に入るところと後方線には立たない

グリーンでのパターは特に集中しています。視界に入ると目障りになります。さらに日が落ちてくると人影がパッティングの妨げになります。またゴルフ規則によりショットやパッティングをしているゴルファーの後方線上には立ってはいけないというルールがあります。（規則10.2b　他の援助）カップインを見届けるのは礼儀ですが立つ位置には注意しましょう。

ボールマークはなおす

アプローチでグリーン上に落ちた時に芝にできるくぼみをボールマークと言います。グリーンフォークを使い芝をよせて必ず直しましょう。グリーンフォークを持っていなくても大概のコースではマスター室付近にマーカーやスコアカードと一緒にあるはずです。初心者でもMyフォークなんか持っていると年配者や上級者から好感がもたれます。逆にスコアが良くてもマークを直さない人はゴルファー失格だと思われるでしょう。

カップのフチや近くはふまない

カップのまわりやフチはとても大切な場所です。カップインする時に影響するデリケートな場所です。ちょっとしたことでボールを拾い上げるときや、旗を抜き差しする時にぶつけたり踏んだりしないように気をつけましょう。

旗を抜くときは外へ

パッティングのときに最近は旗を抜かなくてもよくなりましたが、旗を抜いた方がよい状況のときもあります。そのときは旗はできるだけグリーンの外に置くようにしましょう。グリーン上に置くときは静かにグリーンを傷つけないようにしましょう。

グリーン上でのパター以外のクラブやセルフバッグは

アプローチやバンカーなどで使用したクラブはグリーンの外、グリーンエッジにおきましょう。セルフバッグも同じです。さらにカート側や次のホールに近いグリーンエッジに置くことをお勧めします。ファストプレーです。
※グリーンエッジとはグリーン周りの芝を短く刈り込んだエリアのこと

まとめ

グリーンではピンから遠い人からパッティングするのが普通ですが、バンカーを直していたり準備に時間が掛かっている場合は準備のできた人から先に打ってOK。「お先に打ちます」「お先にお願いします」などの声かけをしてスムーズにプレイしましょう。
ゴルフのマナーは慣れてしまえば簡単なことです。堅苦しいことなどありません。
同伴者から注意されたり怒鳴られた経験がある人、それは上記のことが守られていなかったからでは？グリーンはそのホールの顔です。自分のショットでついた跡は自分で直しましょう。急いでいるから、、、次が待っているから直さないは通用しません。グリーン上だけでもこれだけのマナーがあるんですが慣れればどうってことはありません。
全ての行動をスピーディーにしボールのの跡を直す、歩く時も丁寧に！ゴルファーがみなさん気持ちよくプレイするために基本的なマナーを守ってゴルフライフ楽しんでください！！